積み木は最高の知育玩具
積み木は昔から子どものおもちゃの大定番です。
積み木は想像力やバランス感覚、表現力、集中力、空間認識能力を育む最高の知育教材でもあります。
初めは舐めたり叩いたりするだけでも視覚聴覚などの五感を刺激しますし、子どもの成長とともにどんどん遊びが広がっていきます。
積み木はお手頃なものからびっくりするほど高価なもの、シンプルなものや音が鳴るものなど、たくさん種類があります。
長く楽しむには良質な積み木を選ぶことが大切です。
実は奥が深い積み木選び。
今回は子どもが遊ぶのはもちろん、大人も夢中になれて、飾っても様になる。
ネフ社の代表的積み木、ネフスピールについてまとめてみました!
ネフスピールの特徴
ネフスピールを製造しているネフ社は、世界中で愛され50年以上の歴史を持つスイスのおもちゃメーカーです。
ネフ社の歴史は家具職人だったクルト・ネフ氏が仕事の合間に作った積み木をショーウィンドウに飾ったところから始まります。
家具よりも積み木が売れるようになり、ネフ氏はおもちゃ作りに専念するようになりました。
形
ネフスピールはとても特徴的な形をしています。
複雑なリボン型をしているため、一見積むのが難しそうに見えます。
しかし、斜めにカットされた部分がかみ合うと、小さな子でも高く積むことが出来ます。
よくある立方体や円柱の積み木にはない「斜めの面」を合わせて、つながりがどんどん広がります。
また、リボンの先端部分も水平にカットされているので、小さな面と面を合わせて積むこともできます。
緻密に計算され丁寧なカッティングはやはりさすがのネフ社です。
この作りが雑だと高く複雑な積み方が出来ません。
この点、ネフスピールは子どもの創造性を高めながらどんどん複雑な積み方にチャレンジすることが出来ます。
ネフスピールの楽しみは積み上げるだけはありません。
この複雑な形を生かして崩す楽しみもあります。
予想外な崩れ方をするので、それを期待して積んでいくこともネフスピールの無限の楽しみの一つです。
1歳頃は手触りや音を楽しむだけだった娘も2歳になったら
色んな面を使って高く積めるようになったよ!
大きさ
ネフスピールは1辺50㎜基尺で、4色×4個の16個で構成されています。
縦横斜めの考え方で積んでいくことが出来るので、16個でも様々な積み方が出来ます。
もしもっと積み木を増やして大きな作品を作りたいと思ったら、ネフスピールを買い足すもよし、同じネフ社の「リグノ」を買い足すのもよいでしょう。
リグノは立方体の積み木に円柱の積み木から構成されています。
このリグノも1辺50㎜基尺なので、ネフスピールと合わせて遊ぶことが可能です。
対象年齢
ネフスピールの対象年齢は1歳からとなっています。
1歳になってすぐの子どもが上手に積むのは難しいですが、鮮やかなカラーや木の手触り、複雑な形、打ち付けた時の音が五感を刺激してくれます。
大人が積み上げたものを子どもが崩すのも楽しみ方の一つです。
ネフスピールの塗料は安全な素材を使用しており、ヨーロッパの安全基準であるCEを取得しています。
何でも舐めてしまう子どもにも安心して遊ばせることが出来ます。
価格
ネフスピールの販売価格は正規輸入品で約18,000円(税込価格)です。
ネフ社のおもちゃは多くの工程が手作業と機械で行われています。
ネフ社のおもちゃの高い品質を保つには職人の手による繊細な作業が欠かせないため、このような価格になっています。
とはいえ、子どもに与えるおもちゃとしてはかなり高価な積み木です。
私も、初めてネフスピールを購入するときはかなり迷いました。
購入にあたっては、価格と物の価値との見合いになると思いますが、私は購入してよかったと思っています。
ネフスピールは子どもの無限の創造性を刺激し、親も一緒に楽しめる積み木です。
実際、子どものために購入したネフスピールですが、私も夢中になって遊んでいます。
子どもが新しい積み方を発見して「見て見て!」という好奇心に満ちた目を見ると、購入してよかったと心から思います。
もっと大きくなったら、ぜひリグノも購入したいと思っています。
木箱もセットで遊びが広がる
ネフスピールはこのような紙箱に収められています。
この箱をお片付け用に使用してもいいのですが、何度も使用してるとすぐにボロボロになってしまいます。
おすすめは、別売りの木箱への収納です。
木箱に収められたネフスピールもうっとりする美しさです。
この木箱があると、片付けが楽なだけでなく、平面で色合わせや並べ方を工夫して遊ぶこともできます。
お片付けまで遊びにできますよ!
木箱はネフ社では取り扱いがなく、ネフ社のおもちゃを販売しているお店がオリジナルで制作しているものです。
私はネフスピール購入でオリジナル木箱をサービスでつけてくれるショップを選びました。
オリジナル木箱を制作しているショップはいくつかあるので、お好みのところを探してみるとよいと思います。
ちなみに、木箱を選ぶ際のポイントとして、ネフスピールよりも少し浅めの木箱にすると、子どもも取りやすいようですよ。
また、今後買い足す時のことを考えて木箱を積み重ねられるものだとより安心かな、と思います。
幼稚園や保育園、支援センターにも積み木は必ず置いてあるよね!