イヤイヤする子どもの仕上げ磨きが憂鬱
子どもの歯磨き、毎日きちんとできていますか?
昔よりも、乳歯の時期から口腔内を良い状態に保つことの大切さを乳幼児の歯科健診や育児書などで見聞きする機会が多くなったと思います。
私も上の歯が生えてきたら歯磨きを開始しましょうと言われました。
とはいえ、親が力で制御できる赤ちゃん時代はともかく、力もついてきて全力で抵抗する1歳前後になると途端に難易度が上がります。
まだ歯が生え始める前から歯茎のマッサージをしたり唇に触れたり、歯磨きに対する抵抗感を減らすために準備もしました。
歯が生えてきたら歯磨きナップで拭き、上の歯が生えてきたら仕上げ磨きを開始しました。
準備は万端のはず…だったのに、1歳頃になると立派な歯磨きイヤイヤっ子になっていました。
痛い思いをさせないように上唇小帯(上唇裏の中央から歯茎に伸びるヒダ)を指で押さえたり、歯磨きの後はいっぱい褒めたり。
できることはしているけれど、難しい。
歯科衛生士さんには「嫌がって当たり前。虫歯にさせたらもっとかわいそうだから、素直にやらせてくれるようになるまでは頑張って!」と言われました。
でも、歯ブラシを見ると逃げ回るし、しっかりホールドしても全力で抜け出そうとするし、時には振り上げた足で蹴られるし…
まるで毎日が格闘技。
だんだん、私も仕上げ磨きに時間が憂鬱になってきました。
キシリトールタブレットを取り入れてみた
そこで、子ども用キシリトールタブレットを取り入れてみました。
子ども用キシリトールタブレットは様々なメーカーから出ていますが、我が家で使用しているのは「ロッテ キシリトールタブレット」です。
こちら奥歯で噛める2歳頃から使用でき、甘味料がキシリトール100%、アレルギー物質(27品目)不使用で安心して与えることが出来ます。
ドーナツ状の形状なので、噛み砕きやすいだけでなく、万が一誤嚥しても窒息しにくい形になっています。
直径は1.5cmほど。
娘が2歳になってすぐの頃は、誤嚥しないか少し不安だったのでキッチンバサミで半分に割って与えていました。
子どもの歯でも噛み砕きやすい形状なので、キッチンバサミなら簡単に半分にできますよ。
仕上げ磨きのハードルが下がる
このキシリトールタブレットを上手に歯磨きできたご褒美としてあげるようにしてから、娘の歯磨きに対するイヤイヤ度が格段に減りました!
毎回「いちごにする?ぶどうにする?」と聞くと、娘は「ん~ぶどう!」と言って素直に仕上げ磨きさせてくれます。
我が家はこどもちゃれんじを受講しており、しまじろうの歯磨きミラーを使用しているので、より受け入れやすかったと思います。
仕上げ磨きの後に、たくさん褒めてタブレットをあげると、とてもご機嫌になってくれるので、私のイライラも減りました。
歯磨き習慣の定着にも効果的
キシリトールは虫歯の原因にならない人体に安全な甘味料で、虫歯の発生と進行を防ぎ、ミュータンス菌の活動を弱める働きがあると言われています。
ですから、歯磨きの後にも安心して食べさせることが出来ますし、子どもの歯磨きへの抵抗感を軽減させることにもつながります。
しかし、虫歯予防の基本は正しい歯磨きです。
毎日の歯磨きにプラスすることで虫歯予防の効果を上げることが出来ます。
子どもの将来の歯の健康を守るためには、小さなころから歯磨き習慣を定着させることが大切です。
子どもが歯磨きを嫌がって毎日大変…という方、キシリトールタブレットを取り入れてみてはいかがでしょうか?
こんなはずじゃなかったのに~!
今までの努力はなんだったの?